労働情勢その他

 
 

リバース・モゲージとは?

 「リバース・モゲージ」とは、持ち家などの資産があっても現金収入が少なく、生活費や福祉サービス費用をまかなえない高齢者が、自宅を担保に入れて生活費を借り、最終的には自宅を売却して返済する仕組みです。1960年代にアメリカの民間業者が始め、欧米で活用されてきました。

わが国では地方自治体が直接融資する方式や、民間金融機関を介する方式などがあります。日本でいち早く導入した東京・武蔵野市は1981年、直接融資方式で始めました(福祉資金貸付事業)。

潜在需要が期待できそうな反面、手続きの煩雑さや、子ども達等との相続トラブル、地価下落による担保割れ、長生きしたことによる担保割れなど課題も多く、利用者の数はまだ少ないようです。

フランスで取り入れられている『ビアジェ方式』では、自宅を売却してその代金を終身年金として受け取り、なおかつ自宅には最期まで住むことができます。この方式はデフレ下では有利ですが、インフレに転じると不利に働きます。

このように「リバース・モゲージ」は、課題が多いのも事実ですが、老後保障の選択肢の1つとして制度化が期待されています。


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