医療・年金関連

 
 

年金保険料を節約する

 厚生年金の保険料は、標準報酬月額に保険料率を掛けて計算することになっています。

 標準報酬月額は、その額に応じて30等級に区分されており、下限は1等級の9万8,000円、上限は30等級の62万円です。月収が60万5,000円以上の人はすべて30等級となります。

 標準報酬月額の等級は毎年1回、4月〜6月の3月分の平均報酬をもとに決められます。そして、その年の9月から翌年の8月までの1年間は、この等級に従って保険料を負担します。

 標準報酬月額の下限は最低賃金を目安に、上限は標準報酬月額の平均値の2倍を目安に、設定されています。

 また、2003年度から総報酬制が導入され、賞与にも月収と同率の保険料率がかかることになりました。賞与とは、年間の支給回数が3回以下のものをさします。

 賞与の保険料は、標準賞与額(賞与額の1000円未満を切り捨てたもの)に保険料率を掛けて計算します。

標準賞与額の上限は、150万円です。今後、政令で標準報酬月額の上限金額が引き上げられれば、標準賞与額の上限も上がる見通しです。

 この標準報酬月額の上限62万円と標準賞与額の上限150万円を活用して、次のように年金保険料を節約することが可能です。

@ 賞与を4回以上に分割支給して、その分を月給換算して62万円以上にする。

A 賞与を年1回にして150万円を上回るようにする。

 今後も保険料は引き上げが予定されています。

 社会保険料負担の節約は、企業にとって本当に切実な問題になっています。


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